夫の遅寝と「さよなら」して不眠症を改善
32歳女で、会社員をやっています。2006年頃から1年くらいの間、ずっと寝つきが悪く熟睡できない日々が続きました。ちょうどその頃、悩み事があったのと夫の遅寝のダブルパンチでした。
寝付きの悪さと夫の遅寝で不眠症に
22時ころ布団に入る生活をしていましたが、寝付きが悪くて布団に入っても2時間は眠れない状態で、日付が変わるころ漸く寝付くのですが、そのころに夫がベッドに入ってくるので、また目が覚めてしまうという悪循環でした。
そんな生活が1ヶ月続いたあたりから、昼間も強烈に眠くなるようになりました。眠くなるのでコーヒーを浴びるように飲んでしまい、また夜眠れなくなり、精神も不安定になり、夫に当たることが増えてきました。このままでは私も夫もおかしくなってしまうと思い、かかりつけの医者が居る会社の診療所に行き、事情を話したところ、すぐに睡眠導入剤を処方してもらうことができました。
睡眠導入剤よりも不眠の原因への対策が重要
それからは21時頃に睡眠導入剤を飲み、30分後くらいに眠気がきて、そのまま朝までぐっすり眠ることができました。薬はその後も2週間ごとに処方してもらい、睡眠導入剤の服用を半年くらい続けました。日中も眠気がくることがなく、体調も徐々に戻すことができました。
しかし、眠れない原因の1つと考えられていた夫の遅寝については、何度話をしても治ることがなく、「薬飲んでいるならいいじゃないか」と遅寝を変えようとする素振りも見せず、結局夫とは離婚することになりました。その後、一人暮らしの生活に戻ったところ、なんと睡眠導入剤を飲まなくても22時に眠れるようになりました。
ちょっとした余裕があれば不眠症の原因と対策を冷静に考えられる
私の不眠症の原因は「夫」だったということです。それを解消したら一気にぐっすり熟睡できるとは、正直自分でも驚きました。今、再婚しましたが再婚した夫も遅寝タイプなので、一緒に住む最初の時点で平日は寝る場所を分けてもらうようにしました。今の夫は不眠症のことも理解してくれて、平日は別々、休日は一緒に寝るようにしています。お陰で昔のように不眠で悩むこともなくなり、体調もばっちりです。
不眠は本当にちょっとしたことで発症します。「眠れない」「なんで眠れないの!」と自分を責め始めると、ますます眠れなくなってしまいます。眠れない日が続いているなと思ったら、躊躇することなく病院に行くことをお勧めします。
眠れるようになると、冷静になるというか、本当に何が原因で眠れなくなっているのか考えられる余裕が出てきます。そうすると実際に眠れなくなる原因への対策を考えられるようになりますので、対策ができれば睡眠導入剤を飲まなくても眠れるようになります。市販薬でもいいのかもしれませんが、やはり安心できるのは病院で処方された薬の方がいいと思います。