【睡眠障害と転職】入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒の睡眠障害オンパレードで一睡もできずに転職の役員面接に臨む
現在、ある機械メーカーの企画部門のマネージャーをしています。年齢は45歳です。それまでは全く睡眠に関しては困ったことはなく、「枕が変わると眠れない」というようなことがあるなどとは信じられなかったのですが、40歳を過ぎて急に不眠になりました。
入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒の睡眠障害オンパレードに悩まされる
それも、ただの不眠ではなく、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒が日によって別々に、あるいは相乗して襲うという厄介な状態で、入眠障害が起こり、中途覚醒が起こり、早朝覚醒が起こってしまうと完全に徹夜で、一睡もできないまま朝を迎えるときもありました。自宅で寝るときにはまだましでしたが、出張すると、それこそ枕が変わるからなのかどうかわかりませんが、その不眠というか、睡眠障害が重く発症しました。
そんな睡眠障害に悩まされていた2010年の秋ころに、私は転職をすることにしました。当時は東京に住んでいたのですが、大阪の会社から誘いがあり、面接に大阪まで行きました。最初は1日だけ人事担当者とその責任者の面接を受けて、夜はその会社の仮に入社をしたら同僚になる人たちと食事をする(これも採用試験の一部でしょうか)、その日は大阪宿泊で翌日東京に戻る、というスケジュールになっていたのですが、1日目の面接が終わった時に、急に配属部門の管掌役員の面接を翌日に実施する、ということになりました。
睡眠障害のオンパレードのおかげで一睡もできずに役員面接に臨む
食事会のあとホテルに戻り、翌日は役員面接が控えているので早く寝ようとしたのですが、ここで例の睡眠障害が発症したのです。それも一番性質の悪い、入眠障害が起こり、中途覚醒が起こり、早朝覚醒が起こるという徹夜コースです。私は結局、一睡もできずに朝を迎え、緊張と同時に疲労と眠気を感じている、という最悪の状態で面接に向かいました。
役員面接は、私にとっては悲惨というか最悪でした。質問そのものにはしっかり答えられたと思いますし、自己PRもできたと思いますが、とにかく話している最中や相手が質問をしている最中に意識が遠のくのです。飛びそうな意識を必死で食い止め、同時にあくびをこらえ、顔は満面の笑顔(のつもりでしたが、引きつっていたと思います)を維持し、という状況で、本当に悲惨でした。
役員面接は合格できたものの結局別の会社に転職
結果的に、役員面接は合格することができ、その会社からは採用の内示をもらえたので、最悪の不眠が最悪の結果をもたらさずには済みました。ただ、同時に選考が進んでいた東京の会社からも採用の内示をいただくことができたので、結局大阪の会社にはお世話になりませんでした。
それ以来、大事な出張で、翌日大きな仕事があってホテルに泊まるときには、自宅で使っている枕をスーツケースに入れて持っていくようになりました。そのおかげが、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒の睡眠障害のオンパレードに襲われることもなく、一応あの最悪の面接の再現は今のところありません。