GoodBye 不眠

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睡眠薬のうち、効果の強いものはどれですか?

もくじ

1.作用発現時間で見たときの強い睡眠薬はこれ
2.作用持続時間で見たときの強い睡眠薬はこれ
3.【まとめ】睡眠薬のうち、効果の強いものはどれですか?

睡眠薬の効果の強さが睡眠薬毎に違うのは、ご存じですか?睡眠薬は医師に処方されるため、自分で選べないので効果の違いを体感する機会は殆どないかと思います。そうはいうものの、処方された睡眠薬がどの程度強い薬なのか、気になる人は多いのではないでしょうか。処方された睡眠薬が何かによって、自分の不眠症の程度が客観的に分かると思います。

ここでは、睡眠薬の効果の強いものは何なのか、幾つかの効果の強さを見る指標で整理したいと思います。その前に、まずは睡眠薬の強い・弱いを計る指標を説明しておきましょう。今回は、作用発現時間作用持続時間を使って、睡眠薬の強い・弱いを見てみます。

まず、言葉の説明が必要ですね。作用発現時間ですが、これは薬を服用してからどれくらい時間が経って効果が発揮されるか、という時間です。ちょっと分かりにくいかもしれませんので、例を挙げてみましょう。目薬や虫よけスプレーを考えてみると、どちらも使ってすぐに効果が現れますよね。目薬だと、目の違和感やかすみ、赤みが引きますし、虫よけスプレーも使ってすぐに虫が寄ってこなくなります。ですので、目薬や虫よけスプレーの作用発現時間は、「使用後すぐ」になります。

では次に、風邪薬を考えてみましょう。風邪薬は、服用してすぐに喉の痛みや咳が治まるものではないですよね。服用後数時間、あるいは2~3回服用を続けて、漸く効果を感じることが殆どではないでしょうか。よって、風邪薬の作用発現時間は、「使用後数時間(薬によって時間は変わるため、ここではこのような表記)ののち」となります。

作用持続時間ですが、これは薬を服用してから効果が続く時間のことですが、定義は意外と難しいのです。というのも、先ほどの作用発現時間でも説明しましたが、薬は飲んですぐ効果が発揮されるものと、数時間後に効果が発揮されるものがあるからです。そのため、例えば「この薬の作用持続時間は3時間」という薬があったとすると、服用した直後から3時間なのか、薬の効果が現れ始めてから3時間なのか、同じ3時間でも意味合いが変わってくるのです。

◆作用発現時間と作用持続時間のイメージ

作用発現時間で見たときの強い睡眠薬はこれ

それではまず、作用発現時間で見た場合の強い睡眠薬に何があるか見ていきましょう。見ていく前に、作用発現時間で見た場合の「強さ」を定義しておきましょう。何かの薬を服用したとして、その効果が現れるまでの間で「強い」と感じるのはどんな場合でしょうか。おそらく、服用してすぐに効果が出始めた(感じられた)場合ではないかと思います。

よって、作用発現時間で見たときの強さとは、「服用してから効果を発揮するまでの時間の短さ」としておきます。また、効果を発揮するのは、血中に含まれる薬の成分量が最大値に達するまでの時間Tmax)としています。

◆主な睡眠薬の作用発現時間(Tmax)

睡眠薬名薬品名服用量
(mg)
作用発現時間
(時間)
主な成分
マイスリーゾルピデム5.00.8非ベンゾジアゼピン系
アモバンゾピクロン7.51.17非ベンゾジアゼピン系
ハルシオントリアゾラム0.51.2ベンゾジアゼピン系
デパスエチゾラム2.03.0ベンゾジアゼピン系
レンドルミンブロチゾラム0.251.5ベンゾジアゼピン系
サイレースフルニトラゼパム2.00.75ベンゾジアゼピン系
ユーロジンエスタゾラム4.05.0ベンゾジアゼピン系
ドラールクアゼパム15.03.4ベンゾジアゼピン系
ダルメートフルラゼパム30.04.5ベンゾジアゼピン系
ロゼレムラメルテオン8.00.75メラトニン受容体作動薬
ベルソムラスポレキサント40.01.5オレキシン受容体拮抗薬

睡眠薬と一言でまとめても、作用発現時間でみると非常に多様ですね。作用発現時間が短いものでは、サイレースロゼレムの0.75時間(45分)があり、長いものでは、4.5時間のダルメートや5.0時間のユーロジンがあります。その差は約4時間もありますね。4時間というと、映画を2本観れる時間ですから、思ったよりも長いと感じてしまいます。上記のデータから、作用発現時間で見た場合の強い睡眠薬は、次の睡眠薬と言えるでしょう。

◆作用発現時間で見た場合の強い睡眠薬
・サイレース(0.75時間)
・ロゼレム(0.75時間)
・マイスリー(0.8時間)

作用発現時間だけを見ると、短ければ短い方が良いと思ってしまいますが、本当にそうでしょうか。確かに、今すぐ眠りたい時は作用発現時間が短いに越したことはありませんね。でも、不眠の症状は寝付きが悪い以外にも、途中で目が覚めてしまう中途覚醒や、朝早く目が覚めてしまう早朝覚醒という症状があります。作用発現時間が短い睡眠薬では、残念ながら中途覚醒早朝覚醒の症状には十分対処ができないと考えられます。そこで、重要になるのが作用持続時間なのです。

作用持続時間で見たときの強い睡眠薬はこれ

次に、作用持続時間で見た場合の強い睡眠薬に何があるか見ていきましょう。見ていく前に、作用発現時間と同様に、作用持続時間の「強さ」を定義しておきましょう。この場合は単純ですよね、効果が現れて、その時間が長く続けば続くほど強いと感じられると思います。

よって、作用持続時間で見たときの強さとは、「効果を発揮し始めてから効果が消えてしまうまでの時間の長さ」としておきます。また、効果が消えてしまうのは、血中に含まれる薬の成分量が最大値の半分以下に減ってしまうまでの時間T1/2)としています。

◆主な睡眠薬の作用持続時間(T1/2)

睡眠薬名薬品名服用量
(mg)
作用持続時間
(時間)
主な成分
マイスリーゾルピデム5.02.06
非ベンゾジアゼピン系
アモバンゾピクロン7.53.66非ベンゾジアゼピン系
ハルシオントリアゾラム0.52.9ベンゾジアゼピン系
デパスエチゾラム2.06.0ベンゾジアゼピン系
レンドルミンブロチゾラム0.257.0ベンゾジアゼピン系
サイレースフルニトラゼパム2.021.2ベンゾジアゼピン系
ユーロジンエスタゾラム4.024.0ベンゾジアゼピン系
ドラールクアゼパム15.036.6ベンゾジアゼピン系
ダルメートフルラゼパム30.023.6ベンゾジアゼピン系
ロゼレムラメルテオン8.02.0メラトニン受容体作動薬
ベルソムラスポレキサント40.010.0オレキシン受容体拮抗薬

作用持続時間も作用発現時間と同様に、同じ睡眠薬でも数時間で効果が薄れるものもあれば、1日以上効果が持続するものまで、実に幅広いですね。作用持続時間が短い睡眠薬は、ロゼレムの2.0時間やハルシオンの2.9時間、作用持続時間が一番長い睡眠薬は、ドラールの36.6時間です。その差は、なんと34.6時間もあります。1日と10時間も差があるのは驚いてしまいます。

中途覚醒や早朝覚醒を何とかしたいのであれば、デパスレンドルミンあたりで十分だと思います。しかし、その程度の作用持続時間では緩和できないほどの重度の中途覚醒や早朝覚醒だった場合は、もっと持続時間の長い睡眠薬を処方されます。ですので、上記の睡眠薬の中で一番長いドラールなどの作用”続時間が長いものは、重度の中途覚醒や早朝覚醒だった場合に処方されるもの、とご理解下さい。というわけで、作用持続時間で見たときの強い睡眠薬は下記になります。

◆作用持続時間で見た場合の強い睡眠薬
・ドラール(36.6時間)
・ユーロジン(24.0時間)
・ダルメート(23.6時間)

【まとめ】睡眠薬のうち、効果の強いものはどれですか?

では、作用発現時間と作用持続時間の両方を見て、効果の強い睡眠薬は何なのか、最後にまとめてみたいと思います。まずは、これまで見てきた各睡眠薬の作用発現時間と作用持続時間を並べて見てみましょう。

◆主な睡眠薬の作用発現時間(Tmax)と作用持続時間(T1/2)

睡眠薬名薬品名服用量
(mg)
作用発現時間
(時間)
作用持続時間
(時間)
主な成分
マイスリーゾルピデム5.00.82.06
非ベンゾジアゼピン系
アモバンゾピクロン7.51.173.66非ベンゾジアゼピン系
ハルシオントリアゾラム0.51.22.9ベンゾジアゼピン系
デパスエチゾラム2.03.06.0ベンゾジアゼピン系
レンドルミンブロチゾラム0.251.57.0ベンゾジアゼピン系
サイレースフルニトラゼパム2.00.7521.2ベンゾジアゼピン系
ユーロジンエスタゾラム4.05.024.0ベンゾジアゼピン系
ドラールクアゼパム15.03.436.6ベンゾジアゼピン系
ダルメートフルラゼパム30.04.523.6ベンゾジアゼピン系
ロゼレムラメルテオン8.00.752.0メラトニン受容体作動薬
ベルソムラスポレキサント40.01.510.0オレキシン受容体拮抗薬

作用発現時間が短く、作用持続時間が長い睡眠薬は、サイレースですね。服用して45分で効果が現れ、その効果は21時間も持続します。しかし、睡眠薬は不眠の症状に合わせて選ぶべきで、早く効いて長く効く薬がどの症状にも効果的とは言えません。何より、効果が長く続くということは「強い」すなわち「成分が長期間・高濃度で体に存在し続ける」ことを意味します。

睡眠薬に限らず、薬の成分が体内に長期間残留すると、体はその状態が当たり前だと認識してしまい、その薬の成分が体からなくなった状態を異常と判断してしまいます。これが依存症の始まりです。薬の成分は、体内に極力長期間に亘って残さない方が良いのです。

よって、効果の強い睡眠薬とは、不眠の症状に合った作用発現時間・作用持続時間を持つ薬を指すのです。まずはご自身の不眠の症状を適切に把握することから始め、その症状に合わせて効果が期待できる睡眠薬、すなわち症状に合った効果の強い睡眠薬を、医師に処方してもらいましょう。

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サイト運営者:不眠対策コンシェルジュ・ふみ

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夫と2人の子供と暮らしています、38歳の主婦です。
生真面目なところがあって、家事にも育児にも一生懸命でしたが、毎日のストレスが積み重なってしまい、4年前に不眠症(入眠障害・熟睡障害)を発症しました。
幸いにも軽度で、しかも良い医師とのご縁もあり、徹底した治療を1年間続けて不眠症をなんとか改善できました。おかげさまで、今は家事にも育児にも好きなだけ楽しみながら頑張ることが出来ています。

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